簿記２級受験用に電卓を買った。安かったけど・・・

　　　〓　［＋］キーに若干難あり、だが十分使える　〓

　以前から探していたのですが、ころよい物が無いため買いそびれていた電卓。最近、西友で使えそうな、しかも安価な電卓を見つけて、簿記２級の受験用にと購入しました。値段はなんと、599円。本当にデフレなんだなぁと、実感させられました。
　キー配列はシャープ系です。電卓のキー配列が、シャープとカシオで違うのはご存知の方も多いはず。どうやら、キヤノンやシチズンなんかも、どちらかの系統に含まれるらしいです。この電卓のメーカーと型番は「GENTOS DR-0312T」なのですが、シャープの電卓も、作りは大体こんな感じだと思います。
　安いから作りがちゃちかと言うとそうでもないです。ただし、キーはさすがにへなった感じで、あまり好きになれません。［＋］は縦長になっていて、誤操作は少なそうに見えますが、何度か使っているうちに上のほうをたたくと反応しないことがありました。試験中に電卓をモーレツに叩くことが予想される方には、これは少し致命的かもしれませんね。正直なところ、電卓にスピードを求める方にはお勧めできません。ただ、電池切れや故障に備えて、念のためにもう一台電卓を用意したい方にはうってつけでしょう。
　ところで、前回の試験ではしばらく使っていなかった電卓を引っ張り出して試験に臨んだのですが、チルトの角度によっては液晶の表示がおかしくなることがあったため、試験終了後に捨ててしまいました。で、今回の新しい電卓を購入するまでの間、活躍したのが写真の関数電卓です。大学時代に購入したもので、大学の実験中に友達に貸したときに液晶にひびをいれられてしましました。それでもいままでずっと故障せずに使えてたものです。計算式がそのまま液晶に表示され、イコールキーを押して答えを表示した後でも、PBキーを押すと元の式が表示されるという画期的な電卓です。もちろん式の修正も後から可能なので、大学時代の実験などでは本当に重宝しました。SHARPのEL-5103という機種です。ずいぶん長いもつなあと、感慨に耽ってしまいました。もちろん簿記の試験では使えないのですが…。

キー配列はやはりシャープ系が使いやすいと思います。一応［０］［００］［・］キーはキー表面の形状を変えて、触ると分かるようになっています。

チルト式の液晶ディスプレイなので、可搬性がよく、かつ表示が見やすいです。

今でも使いつづけている、SHARP EL-5103。液晶にひびが入っていますが健在です。名機です。