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アイフォニア(iPhoner)には、これがいい!:その29[i暗記、応用情報試験]

   〓 情報処理技術者試験などに役立つアプリを探してみた 〓

〓[i暗記]語学もしくは資格取得学習中のiPhoneユーザに絶対お奨め!〓

 私もやっと思い腰を上げて、さらに簿記2級の失敗からも立ち直って、今度は情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの試験勉強を始めました。
 この試験も昨年に受けて見事に落ちているわけですが、基本的には暗記が結構有効な試験と考えています。そういえば、去年はSonyCLIEを使ってPMの概要を必死に暗記していたのでした。その後iPhoneアプリの「単語カードFree」を使っていたのですが、最近暗記用の良いアプリを見つけて購入しました。それがこの「i暗記」です。これはなかなか良いです。

 なんといっても、あの「単純な脳、複雑な私」の著者である池谷裕二先生の監修らしいので、全面的に信用して購入に踏み切りました。単純な単語帳とは異なり、覚えたもの、覚えていないものを振り分けることで、一定間隔で単語が出たり出なかったりする仕組みです。仕組みに関する詳し事は、i暗記のホームページで見てくださいね。

 このアプリの購入時点では、以下の問題集がついてきます。

  • 難読漢字200
  • 小倉百人一首
  • 道路標識(20枚)

 難読漢字はほんと難しいです。でもこの「i暗記」を使えば結構覚えられそうです。

〓 このアプリの作者は、よく分かっていらっしゃる

 特徴的なのは、暗記アルゴリズムが搭載されているほかに、手書きモードがあることですね。iPhoneを横にすると、左下に鉛筆のマークが出てきます。その鉛筆マークを抑えたままにすると、画面上に手書きで文字が書けるようになります。私のように書いて覚えたい人には良い機能です。多少長い文字列でも、記入文字は画面下の表示エリアに入力画面サイズの3面分が表示されるので大丈夫です。 それと、一回振り分けたカードでも、振り分けた先をタップするとLIFO形式で元に戻されるので、覚えこぼしのようなことがあっても安心です。

〓 カードの入力方法も簡単便利

 実際にデッキ(カードの単位)を作成するには、直接iPhoneで入力する方法もありますが、CSVファイルをインポートすることもできます。このインポートも少し変わっていて、iSortのように直接PCと連携するのではなく、i暗記の公開サーバを経由してiPhoneにインポートします。当然、i暗記のサイトでアカウントを登録する必要があるりますが、登録に必要なのはメールアドレスとパスワードだけです。「i暗記」のサーバにアップロードしたカード情報は、サーバ上でも編集することができます。この辺は本当に良く造りこまれていると思います。

 このデッキを一度Webにアップロードするという機能は意外と便利かもしれません。なぜなら、必要と思われるデッキを作成してWeb登録しておけば、いつでも「i暗記」にインポートして学習を開始することができるわけですから。将来的に色々なカードデッキを他のユーザと交換できるようになると、このアプリの用途はさらに広がると思うのですが。

〓 画面がシンプルでかつ説明も隠れて豊富

 インターフェースのつくりも非常に秀逸で、特にカラーリングが気に入っています。また、ヘルプも十分に使いやすく、おそらく使用方法について迷うことはないでしょう。これだけ単純なアプリの割には、ヘルプが充実していて、作り手側のユーザへの配慮に感心してしまいました。

 このアプリに期待したいのは、カードの「うら」と「おもて」という概念にとらわれずに、もう一面説明書きや解説の記入欄を設けてほしいことです。英語のカードでも、意味と発音、中国語のカードであれば、意味とピンイン、漢字よみのカードでも、読みが分かっても意味が分からないということもあり、3面の表示を組み合わせることができるようにすることで、一つのデッキの使い方も広がると思います。

 もしくは、まったく考え方を変えて、四択や五択の問題を出せるようにしてもらえると、そのまま情報処理技術者試験の問題用カードとして活用できるのですが…。SonyCLIEのアプリには五択のアプリがあったのに、iPhoneアプリに同様のものがないというのはさびしいです。問題とセットのものはあるようなのですが、自由に登録できるものが発売されるとそれらが売れなくなるのでAppStore側で禁止しているのでしょうか。

Img_0456 カードデッキの選択画面です。この時点でバルーンヘルプが表示されています。 Img_0459 デッキを選択してカードを表示したところ。質問をタップするとカードが裏返ります。当たっていれば上、外れていれば下にカードをドロップします。 Img_0460 カード閲覧中は、いつでも成績表を表示できます。
Img_0464 手書きモードを利用しているところ。鉛筆マークから指を離すと、記入文字が画面下のエリアに転写されます。 Img_0466 こちらはカードの編集画面、もちろん順番などもその場で入れ替え可能です。 Img_0469 こちらはアップロードしたデッキの選択画面。チェックマークがついているのは登録済みのものです。

〓[応用情報試験]買って失敗したトホホなアプリ 〓

 さて、次は作者の思考回路を疑いたくなるトホホアプリの紹介です。このアプリはシリーズになっていて、他に「基本情報試験」「ITパスポート試験」なるものがあったりします。多分どれもインターフェースは同じです。
 コンセプトとしては、アプリのサブタイトルに「午前対策大作戦」とあるように、ゲーム感覚を盛り込んだものになっています。問題に対応する9つの単語をクリア(打ち落とすイメージ)すると次のステージに進めます。

 しかし、ユーザー側としては効果的に学習する方法を考慮してほしいのであって、はっきりいってゲーム感覚は必要ないです。まして、インタフェースは可読性が第一ですが、このアプリは同じ大きさの枠内に字数の異なるリストを表示していため、字数が多いものはとても読みにくくなっています。しかも、効果音とバイブレーションで、いかにもゲームっぽい感じを出しているのですが、オプション機能でバイブはオフにできても、効果音はオフにできないという手の抜きようはいただけません。

 極めつけは、カテゴリごとに分かれているのに、カテゴリごとの選択ができずに最初からクリアしていかなければならないこと。応用技術者の場合は課目ごとに出題されるカテゴリは違うのだから、自由にカテゴリを選択できないというのは致命的です。
 どう考えても、試験に役立ちそうに無いので、試験が終了するまではiPhoneからはずしておいて、試験が終了したら暇つぶしにやってみようと思っています。

Img_0448_2 Img_0449 Img_0451 Img_0454
こちらも画面がシンプルですが、オプションやヘルプもシンプルです。 23面までクリア!全部で114面あります。楽しいか!? 間違った解答を選択すると「ガッシャ~ン!」て、 こちらの皆さんが製作、だそうです。でもこの画面は本来いらない。

 ちなみに、どちらのアプリも350円ナリ、でした。

 あと、i暗記で暗記中なのは、翔泳社のテキスト「プロジェクトマネージャ2009年度版」に付属していた「試験直前チェックシート」に記載されている項目です。

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コメント

今年の春に、作成した問題がWeb上で共有できるようになるようですね(^^)/
i暗記のホームページでインフォメーションされています。
http://ianki.com/blog/?p=308

投稿: 本人 | 2010年3月20日 (土) 09時54分

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