かりん糖対決其の五:「さつま芋かりん糖」対「そばかりんとう」
どうやら最近かりん糖ブームだとか。日経新聞にこんな記事が掲載。
「さっくさくのかりんとう勝負、新しいのに懐かしい味に星」
すわ!ぱくられたか、と思ったがそんなわきゃない。だいいち、旭製菓が取り上げられていない。代わって出てくるのは、麻布だの高島屋だのと、なんとも高級感たっぷりのかりん糖ばかり。ばっかもーん!かりん糖は庶民の食べ物なのだーっ。
というわけで、勢いあまって再び「旭製菓」さんのかりん糖対決を復活しました。
今回はさつま芋とそばの田舎風味対決です。
〓 さつま芋かりん糖
見た目は小粒な白かりん糖。袋を開けると、なんとも菓子パンのような柔らかなあまーい香りが広がります。食すると、ややしっとりとした食感。さつま芋を意識したのか、確かにあのさつま芋の、しっとりさくふわ感を思い出します。このしっとりした感じと、さつま芋独特のやわらかな甘みが絶妙のマッチング。はっきりって、おいしいです。
〓 そばかりんとう
さてお次は、そばかりん糖にいきます。おっと、みためが細く、これはかりん糖なのかとの疑問が浮かびました。それを確かめるべく一口。かりかりとした食感、ちょっぴり塩味、そして、あまくなーい!。うーんこれをかりん糖と呼んでよいものなのか。たぶん旭製菓さんでも大いに議論となったであろう。てなことはないかな。
ほんのりと、そば独特の自然な風味がして、これはこれで病み付きになりそう。実際一気に食べきってしまいました。なんたってこの暑い夏、ビールのつまみにぴったりなのです。今夏の一押しです。
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