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アイフォニア(iPhoner)には、これがいい!:その43[Enigmo 2]

〓 三次元の物理法則に従え

 以前もはまったEnigmoですが、このゴールデンウィーク中の時間つぶしのためにちょっと手を出してみました。Enigmo2、面白い。いわずと知れた(と思わるる)、重力系ゲームの真髄。ツボからぽたぽたと落ちる水滴を、その水滴を跳ね返す太鼓などを使って、うまくツボに入れる重力パズルゲームです。まあ私のツボにもうまくはまったわけです。

 そしてその第2弾、Enigmo2は、三次元になって操作性が悪くなったという感想もあるようですが、アンドゥーボタンとグリット、傾きリセットボタンが追加さえれたおかげで、そんなに苦労することは無いと思います。ただ、iPhoneの画面では少し小さい気もしますね。ユニバーサルアプリなので、iPhone、iPadのどちらで購入しても、同じアカウントのデバイスにはダウンロードされます。iPadをもっている方は、まずはiPadでやってみることをおすすめします。最初の9面くらいはパーツの配置が二次元ですが、10面目くらいから三次元になります。
 このゲーム、もともとはMAC上のゲームとして2006年頃に発売済みなので、完成度は高いと思います。

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 Enigmo1では水と炎が誘導する対象でしたが、このEnigmo2では、水以外にビームと粒子が加わっています。ビームはそのまま反射させると、まっすぐ進みます。しかし粒子はブラックホールみたいな重力場を配置して、流れる方向を作ってやる必要があります。ここはすこしイライラするかもしれません。

 三次元になったことで、ビームに対する反射板や、水を太鼓のような反発版の向きを変えるのも、一方向ではなくなりました。視点によって傾ける方向が、三次元の軸の方向に変わります。三次元空間を表す三つの軸をxyzとすると、その方向に合わせて傾けることができる面の方向が変わるということです。文章で説明するのは難しいのですが、要するに視点を変えることで傾けたり、移動したりできる面がx-y,y-z,x-z面に切り替わるということです。
 視点を変えるには、つまり対象を回転させるには二本指で画面をドラックします。画面右側にある「眼」のボタンをタップすると視点がリセットされます。
 反射板などを配置するには画面上の位置と、奥行きも決める必要があるということです。なので、二次元Enigmoに比べると、1ステップ余計に必要ですが、奥行きをもつリアルさというのもひとつの売りなのでしょうか。三次元空間を操って、うまく粒子をツボに入れたときの達成感も、又格別。重力系のゲームが好きなみなさんにおすすめします。

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