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Linuxでevernoteを使うには 『NixNote』 SourceForge.JP

〓 NetBook=HPmini1000でLinuxを使う

 みなさんも既にご存知のように、WindowsXPは来年の4月でサポートを終了する。ということは、いま我が家で使っているXPベースのPCも、OSを載せ替えなければない運命なのである。困った。
 おそらく多くの人は同じ悩みを抱えていて、そしてPCに詳しい人は「Ubuntu」などのLinux系OSに乗り換えるのではないか、と思われる。

Mimazaru_r_2 「どうなん?。普通はWindows8なんかに乗り換えるんとちゃう?」
Papigani_r 「いや、ライセンスを購入するのはおカネがね。それにXPが動いていたような古いPCスペックでWindows8がまともに動くのか心配だしね」

 と、そんな訳で、実は自宅にあるPCのうち、スペックの低いHP-mini1000を「Ubuntu」に乗せ変えてみた。
 実際WindowsXPよりもサクサク動く。サスペンドモードからの立ち上がりも早いので、非力なノートブックには最適かも知れない。ノートブック上で行うほとんどの作業は、Webやメールの閲覧とEvernoteへの入力くらいなのだから。

Mimazaru_r_2「EvernoteはWebアプリでほとんどの操作はできるから問題ないやん。まあ、多少もたつきはあるかも知らんけど」
Papigani_r「でもね、Webアプリだと、たまにサーバとの同期ができていなかったりするしね。もしクライアントソフトがあったら絶対使いたいよね。ホントにLinux版はないのかな」

Nevernote3_2  そうなのだ。最も頻繁に使う、肝心のEvernoteには、Linux版クライアントソフトがないのである。たしかに正式版はない。ところがよくよく探してみると、フリーソフトとして開発済みのものがあった。それが今回紹介する「NixNote」。実際この記事もNixNoteで書いている。ただインストールするまで結構苦労したので、インストール方法について記事に残しておこうと思う。

〓 NixNoteのダウンロードサイト

 NixNoteは下記のサイトからダウンロードできる。

http://sourceforge.jp/projects/sfnet_nevernote/

使用中のPCがインテルなら、下記のファイルをダウンロードしよう
nixnote-1.6-2.i386.rpm(日付: 2013-05-30, サイズ: 52.3 MB)

Mimazaru_r_2「サイトのディレクトリ名が<sfnet_nevernote>になってる。開発当初は、NeverNoteにしたかったのとちゃうん?」
Papigani_r「ほんとだ。みんな考えることは同じだな。Evernoteから、nevernoteなんて紛らわしい名前つけるな!って言われたんじゃないかな」

〓 rpmからdebファイルへの変換

 パッケージがrpmファイルになっているので、まずはrpmコマンドを使ってNixNoteをインストールしようとするが、なぜか「apt-getでrpmをインストールせよ」とのメッセージが表示される。

# rpm -ivh nixnote-1.6-2.i386.rpm

Mimazaru_r_2「ファイル名のピリオドとハイフンが変なとこに付いとって、入力間違いしまくりやったで」
Papigani_r「お疲れ様でした。ちゃんとファイル名入力したら、今度はインストール出来ませんなんてメッセージが帰ってきて、ふんだり蹴ったりだったね。あっ、みなさんはこのコマンド打たなくてもいです」

以下のコマンドで、rpmをインストールする。

# apt-get install rpm

Mimazaru_r_2「ubuntuでは、rpmは標準じゃないんかい」
Papigani_r「rpmはRedHat系だったけど、ubuntuはDebian系のパッケージインストーラを採用したということなのかな。」

 で、rpmで再びnixnoteをインストールするのだが、依存関係のあるファイルがないためにインストールできない。

# rpm -ivh nixnote1.6-2.i386.rpm

Mimazaru_r_2「めんどくせー!」
Papigani_r「急に東京弁になったな。あ、このコマンドもみなさんは実際にはやらなくてもいいです」

 理由はわからないが、どうやらubuntuではrpmでインストールしてはいけないらしい。
alienコマンドを使用して、rpmからdebパッケージに変換する。
まず、alienをインストールする。

# apt-get install alien

次に、変換を行う。

#  alien nixnote-1.6-2.i386.rpm

Mimazaru_r_2「めんどくさ」
Papigani_r「大阪弁って難しいよね」

最後に、dpkgコマンドで、変換したdebianパッケージをインストールする。

# dpkg -i nixnote_1.6-3_i386.deb

Mimazaru_r_2「ん、なんかハイフン“-”がアンダースコア“_”になっとる。ファイル名を勝手に変えとるやんけ」
Papigani_r「パッケージの命名規則が違うんだね。紛らわしいったらありゃしない」

 NexNoteの画面はEvernoteと殆ど同じレイアウトなので、使う時に迷うことはないだろうと思います。
 実際に触って見た感触では、やはりNetBookで扱うには少し重たく感じます。ちなみにHP-Mini1000は「ATOM1.6GHz(2core)-FSB533MHz、memory1GB」で動作しています。サーバとの同期はしっかりと出来るようなので、WebアプリでEvernoteに入力していて、うまく同期できない問題で悩んでいるLinuxユーザーの方にはお勧めです。

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コメント

nixnote1.6には最初からdebianパッケージが用意されているようなので、そちらを利用したほうが良さそうだ、という事に最近気づきました。ファイル名は、
nixnote-1.6_i386.deb
です。

投稿: パピガニ(本人) | 2013年12月21日 (土) 21時00分

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