« 簿記のための電卓 『SHARP EL-N802』 SHARP | トップページ | あの年金はどこへ消えたのか 『年金詐欺』 森永秀和著 »

iPad/iPhoneに最適なキーボードとは 『Anker Bluetooth Wireless Keyboard』 ANKER

〓 我が家に3代目のBTキーボード

 キーボードについて言うなら、私はノートPCのようなキーストロークが浅いキーボード好きです。そして安ければそれに越したことはありません。そんな理由から以前にiBuffaloの製品を購入しました。このキーボードはサイズもちょうどよくキータッチも割としっかりしています。それ以前に持っていたELECOMのBTキーボードが英字キーであったこともあり、iBuffaloのコンパクトキーボードをデスクトップPC用に使うようになりました。もともとiBuffaloのキーボードはiPadやiPhoneと共に外に持ち出していたのですが、一度デスクトップPC用に使ってしまうと結局接続の切り替えがついつい面倒になり、外に持ち出すことはなくなっていました。しかも日本語キー配列で、iPadなどでは使いにくかったのです。
 そんなときに登場したのが今回購入したAnkerのキーボードです。ではその使用感と特徴を説明してみたいと思います。

Img_1245_r_4 Img_1247_r_3
箱と内容物はこれで全部でした。至ってシンプル。 全部裏返すとこんな感じ。 本体は樹脂面があらわになります。

1.キータッチは可もなく不可もなく

 キーをたたくとパタパタといった感じでクリック感が強くiBuffaloよりも硬めの設定です。ストロークはiBuffaloよりもさらに浅いと思います。キーピッチは19mmでスリムキーボードにしては広目です。
 重さについては記載がないのでわかりませんが、300g程度だと思います。大きさ的にカバンに入るのであれば十分持ち出せると思います。

Img_1242_r_2

Img_1232_r_2
iBuffaloのキーボードと並べた。 縦は同じだが、横幅は2cmほど大きい。 黒は樹脂面が出ていても問題ないが、 シルバーはやはり違和感がある。 そのうちメッキが剥がれないか心配。

2.デザインは良いが、シルバーのメッキは安っぽい

 キーボード本体の色は黒とシルバーの2種類があります。Amazonのコメントではシルバーは安っぽいとの意見があり、私は最後までどちらの色を購入するべきか悩みました。が、このAnkerキーボードと似た形のiBuffaloの黒いキーボードをすでに持っているので、今回はシルバーにしてみました。
 届いてみると…、表面だけを見るならそれほど安っぽくありません。しかし、最近購入したSHARPの電卓と比較すると表面の粗さが目立ちます。
 本体の表面もそうですが、横から見たとき底面の白い樹脂が露わになるために安っぽく見えてしまうのだと思います。iBuffaloのキーボードは近くでよく見ると安っぽさが解る程度ですが、このキーボードは白い部分が見えてしまうと、遠目に見ても樹脂であることがわかります。この辺の見栄えが心配な方には、黒のキーボードを購入することをお勧めします。
 それと、スペースキーに「Anker」ロゴの刻印があり、ここは賛否両論に分かれるところかも知れません。もしかすると、この刻印はAppleからのクレームに対する対策なのかも知れませんね。

Img_1256_r_2 Img_1243_r_2
SHARPの電卓と表面を比べたところ。明らかに目が荒いのが判る。 しかし、ぱっと見はAnkerKeyboardの方が、金属質っぽい感じ。

3.ファンクションキーがiPadやiPhoneで使える

 ファンクションキーにはiPadやiPhoneの操作をできる機能キーが割り当てられています。左から[ホームボタン][画面明るさ減][画面明るさ高][検索][フォトスライドショー][画面キーボード][前の曲][曲再生停止][次の曲][音量オフ][音量小][音量大][スクリーンロック]、となっています。これらの機能キーは飾りではなくちゃんと使えます。実際iPadがスリープの状態でも、いずれかのファンクションキーを押すとiPadが起動します。この面ではiPadやiPhoneユーザーにはぴったりのキーボードと言えると思います。
 だた、これらの機能キーはデフォルト(一般のPC用キーボードとは逆)なので、一番左にあるキーを[ESC]キーのつもりで押したりすると、ホームボタンが押されてiPadのアプリ画面がクローズされてしまいます。[ESC]を頻繁に使うという人には使いづらいかも知れません。

Img_1235_r_2 Img_1236_r_3
iPad/iPhoneを直接操作できるキーが割り付けれらている。 [ESC]にかぶる形でホームボタンが割り当てられてるのは残念。 薄さはiBuffaloのキーボードと同じ6mm。iPadと重ねて持っても苦にならない。

4.約1分で節電モードに、キーを押すとすぐ復帰する

 約1分ほど無動作の状態を続けるとこのキーボードは節電モードに入ります。復帰には1秒ほど時間がかかりますが、私はさほど気になりません。つまり、iPadとのペアリングを保っておけば、専用キーボードとしていつでも使える状態になります。iPadを入力端末として使いたい時はすこぶる重宝します。

〓 気分は Apple Wireless Keyboard、かも?

 よく見るとこのキーボードのレイアウトは、Apple wireless Keyboard とまったくと言っていいほど同じなのでした。だから、フェイクではあるものの、気分的にはApple Keyboard を使っている気持ちを堪能できます。もしかするとですよ、デザインが似すぎているとうことでアップルがこのキーボードの販売の差し止めをするかも知れません。そんな妄想を働かせることができる方には、このシルバーのキーボード、超おすすめです。

|

« 簿記のための電卓 『SHARP EL-N802』 SHARP | トップページ | あの年金はどこへ消えたのか 『年金詐欺』 森永秀和著 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

iPhone」カテゴリの記事

iPad」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: iPad/iPhoneに最適なキーボードとは 『Anker Bluetooth Wireless Keyboard』 ANKER:

« 簿記のための電卓 『SHARP EL-N802』 SHARP | トップページ | あの年金はどこへ消えたのか 『年金詐欺』 森永秀和著 »