素直な文体のおかしなエッセイ 『第2図書館補佐』 又吉直樹著
お笑い芸人が書いた本、絶対自分は買わないと思っていたけど買ってしまいました。
又吉直樹って一風変わっていますよね。なんだか芸人らしくない。あまりしゃべらないし。でもNHK教育テレビに出演しているくらいだから、なんかあるんだろうな。と思っていた矢先に、この本を見つけまして、それで購入に至ったわけです。
もちろん、買う前に少し立ち読み。ざっと読むと、なかなか読みやすい文章です。かつ、いろんな本を紹介しているのですが、古典が意外にも多い。わりと私の好みにあっているのではないか。ほかの人にも紹介したい。とまあそういうわけで購入しました。
一見、書評なのかと思いきや、ほとんどは紹介する本から引き出された又吉さん自身のエピソードだったりします。どこにでもありそうだけど、ちょっと変な話とか、苦笑いやら苦笑やら。
おそらくちょっとだけ疲れたときに読むと、少しだけ気分が晴れそうな、そんな本でした。ここから読書の世界がまた少し開ける。読んで損はありません。
| 固定リンク
« WindowsXPのサポートが切れるのでコレ買いました 『ASUS X550CC』 ASUS | トップページ | スマホやiPhone/iPadのモバイルに 『Bluetooth Keyboard PKB2A-A25SL3』 ONKYO »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- いまこの三冊の本を読まなけらばならない理由(2017.01.21)
- 日本史ねなんて言わなくていい世界 『朝がくる』 辻村深月著(2016.06.03)
- 美化されつつある死を見極めよ 『総員起シ』 吉村昭著(2016.01.17)
- やはり医者はバカだ 『破裂』 NHK(2015.11.22)
- そこまでいって委員会的問題作 『破裂』 NHK(2015.11.15)
「読書:心のビタミン」カテゴリの記事
- 日本史ねなんて言わなくていい世界 『朝がくる』 辻村深月著(2016.06.03)
- 美化されつつある死を見極めよ 『総員起シ』 吉村昭著(2016.01.17)
- Unixを知る人は読むべき近未来小説 『デーモン』 ダニエル・スアレース著(2015.08.22)
- カイゼル髭は妥協しない 『ヒゲのウヰスキー誕生す』 川又一英著(2014.11.09)
- 地震の後には戦争がやってくる 『瀕死の双六問屋』 忌野清志郎著(2014.10.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント