仕事中の辛い肩凝りを100%除去する方法『テレビ体操』NHK
だいたい40歳くらいになると、四十肩などいう現象が起こる。そう、これは現象なのであって、病気ではない。医者に四十肩の悩みを相談したことがある。その時の医者の答えは
「そりゃあしょうがないんですよ。肩の軟骨やらなにやらがすり減って筋肉が硬くなって錆び付いている様なものだ。要するに経年劣化なんです」
実にあっさりとした答えだ。私はもう一つの疑問点をぶつけてみた。
「肩凝りを注射か何かで治す方法があると聞いたけど、やっぱり痛いんでしょうね」
そうすると、医者から意外な答えが
「あ、注射はやめたほうがいい。まあ要するに麻薬みたいなものだよ、絶対お勧めしない。そんなことより、日々ちゃんと運動してください、まあ時間がなければなんかのついでに肩を動かすとか・・・」
実は私が聞きたかったのは肩凝りの注射がどんだけ痛いのか、ということだったのだ。もし、さほど痛くないのなら一度試してみようかと考えていた。しかし、医者の言葉を聞いてむしろ安心した。医者が勧めないのであれば痛いかどうかに関わらず、注射などする必要はないだろう。
その後ひょんなことから、私はテレビ体操をやってみた。テレビ体操は要するにラジオ体操である。やってみると、ゴリゴリと肩が鳴る。どうやらこのゴリゴリが肩凝りの原因ではないか。そう思って、肩を回した時のゴリゴリが消えるまでテレビ体操を続けてみようと思った。
1週間、テレビ体操を続けても、このゴリゴリ音が消えることはなかった。それでも、何となく肩凝りが消えた様な気はする。その頃、会社では毎日指圧棒で肩を押しながら、アーだのウーだのと唸っていた私だが、テレビ体操を1週間続けたことで指圧棒を使うことがなくなっていたのだ。
平日の通勤前に、毎日テレビ体操を続けて約半年になる。今ではすっかり私の肩から肩凝りが消えた。朝の僅か10分間の運動で嘘の様に肩凝りが消える。日本の国民的ラジオ体操恐るべしである。
このテレビ体操はNHK教育テレビで、毎日朝6時25分から6時35分までの10分間放映される。登場人物は体操を教えてくれる昔のお兄さん、そして体操を実演してくれる五人組の現役のお姉さんたちだ。さらに、伴奏にピアノのおじいさんが登場する。通常モードでは最初の7分間は日替わりメニューとなる。これがなかなか難しい。最初は上手くいかないが、何度か繰り返しているうちにうまくこなせる様になる。後半の3分間はラジオ体操第1か第2のどちらかを行う。水曜日のみ、第1と第2の両方を行う。
朝起きたらまずテレビをつけてEテレにチャンネルを合わせる。テレビ体操開始と同時に画面の前に立ち、お手本通りに体を動かす。それをせめて平日は毎日繰り返す。これで肩凝りがなくなる。一度おためしあれ。
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