「Windows10Update内臓ストレージ32GB圧迫問題」を解決する方法
〓 悪名高き「Windows 10 Fall Creators Update対応」
たいへん久しぶりにブログを書きます。今回のテーマは今まさにこのブログを書いているパソコン「ASUS VivoBook-E200HA」についてです。このパソコンは2016年12月に自分へのクリスマスプレゼントとして購入しました。約1年程度は普通に使えていたのですが、2017年の12月ごろからWindows10のUpdateファイルが、内臓ストレージ32GBを圧迫するようになりました。しまいには、不要なアプリケーションを削除しても空き容量は1GB程度になり、そのためWindowsUpdateができない状態がずっと続いていたのです。
当時のWindows10Updateの要件は厳しく、8GBのストレージ空き容量が必要でした(たぶん今でもそうだと思います)。しかもUpdate時にはSDカードなどの外部ストレージは使えないのです。これでは内臓ストレージが32GBのPCではほとんどWindows10Updateは不可能です。
ネットを検索してもこの「Windows10Update内臓ストレージ32GB圧迫問題」の解決策は見当たりませんでした。もうこうなったら最後の手段、新たにPCを買い替えようとして、いろいろ物色しているときに問題解決の転機は訪れました。その問題解決の方法とは、現状のPCにWindows10をクリーンインストールする方法です。
〓 Windowsのプロダクトキーはどこに?
最近のPCがクリーンインストールを難しくしているのは、Windowsのライセンス問題。Windows7くらいまではクリーンインストールするときにWindowsのプロダクトキーを要求されるため、PC本体にWindowsシールが貼ってあって、そこにプロダクトキーが記載されていたと思います。しかし、このASUSのノートPCにはそもそもWindowsライセンス証書自体が添付されていませんでした。
つまり、現在のPCはWindowsをクリーンインストールするときのプロダクトキーが存在しないんです。これがクリーンインストールの実施を躊躇する原因でした。しょうがないから安いPCを購入しようと探して見つけたのが中国製のノートPCです。メーカー名は「Jumper」まったく聞いたことがありません。なにしろ中国製の無名ブランド品です。ネット上で製品のレポートを探していると…
見つかりました。そしてそのブログ記事でWindowsのクリーンインストールの方法が紹介されていたのです。
中華Windowsノート Jumper Ezbook Airで遊ぶ その5: 日本語版Windows10をクリーンインストールする
〓 Windowsのクリーンインストールを紹介しているブログを発見
はたして内臓ストレージ32GBのPCにWindows10をクリーンインストールして空き容量が増えるのか心配でしたが、やってっみて正解でした。おかげさまで現在はこのPCにも4GBほどの空きがあります。 このPCをクリーンインストールするに至った理由はほかにもあります。我が家の共有PC「ASUS-NOTE500C」が突然昇天したのです。そこで結局新たにPCを購入必要があり、中華NoteJumper Ezbook 3 Proを購入しました。そして同時に外付けDVDドライブも購入にしています。
〓 Windows10をクリーンインストールするために準備すべきもの
実は、貧弱内臓ストレージ32GBのノートPCだけではWindows10クリーンインストールできません。まず、インストール用のブートメディアを作成する必要があります。メディアはSDカードかDVDが使えます(インストール対象のPC環境によります)。私はどのみち必要になると思い外付けのDVDドライブを購入し、DVDからのインストールにしました。
新たに購入した中華JumperPCでまずはインストール用のWindowsファイルをダウンロードします。これは結構時間がかかったと思います。次に、DVDにブート形式で焼き付けます。そして、あとは指示に従いインストールを進めるだけです。だけといっても、いろいろ指定する項目があります。私はインストール開始前に設定するストレージのパーティションの指定で、ストレージの容量を最大限にしようとしてすべてのパーテションを切り直しました。「え、もしかして内臓のプロダクトキーを消したかも」と焦りましたが大丈夫でした。
Windows10Update内臓ストレージ圧迫問題で悩んでいる方には、ぜひWindowsクリーンインストールで使えていないPCを復活させてあげてほしいと思います。
それでは「(^^)
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