結局ASUS Vivobook E203MAを購入しました
前回のブログでも紹介した通り、私がこのブログを書くために使っているASUSのノートブックはスペックが低すぎて使い物にならない。そこで、中華ノートを買ったのだが、これがまたスペックは十分でも重量が重いのです。重さ1.4kg。微妙のように思いますが、現在使っている980gよりも400gも重いと思うと、毎日持ち歩く気にははなりません。そこで結局現在使用中の「ASUS Vivobook E200HA」の後後継機となる「ASUS Vivobook E203MA」を購入しました。
まだ使い始めたばかりですが、ほぼ予想通りの使い勝手です。
これまで使用していたASUS Vivobook E200HAとどこが違うかというと下記表の通りです。
仕様 | E200HA |
E203MA |
CPU | Atom1.44GHz/4Core | Celeron1.1GHz/2Core |
メモリ | DDR3L-1600/2G | LPDDR4-2400/4G |
ストレージ | 32GB | 64GB |
HDMI | microHDMI | 標準HDMI |
バッテリー | 12時間 | 14.6時間 |
USB | 3.0×2 | 3.0×2/TypeC×1 |
購入価格(税込) | 24,400 | 34,900 |
〓 処理スピードに影響するスペックとは
購入価格と最新機種ということを考えるとE203MAのスペックが高くて当然なのですが、とにかく今回のネックになったのは、E200HAのストレージ容量が32GBであること。これによりWindowsアップデートができなかったのです。しかし、これはクリーンインストールを行うことで回避できました。
ではなぜ今回買い替えが必要であったか。それは、メインメモリが2GBであったためです。少なくとも、4GBのメインメモリ容量がないと、文字入力をする際に途中で変換が止まったり、変換中の文字表示が消えたりします。これはテキスト入力をメインで使う私にとっては相当な時間ロスと精神的な負担を発生させていました。
処理スピードに影響するのはメモリ容量だけではありません。多くの方はCPUのクロック数に注目しますが、実際には「メインメモリ」のクロック数のほうが影響します。E200HAのメモリは(DDR3L-1600)を使用してますが、これはFSBのクロック数が1600MHzであることを示しています。FSBはCPUとメモリなどとのバス(情報の経路)のことを指していて、ここのクロックが遅いと結果的に全体の処理能力を低下させるのです。それが新機種では(LPDDR4-2400)つまり2400MHzに改善されています。新機種は処理能力が1.5倍にスピードアップしているのです。
〓 「スターグレー」か「パールホワイト」か
さて、E203MAを購入すればテキスト入力を途中で妨げられることなくブログを作成できることが分かりました。ところで、私はブログ記事をいつも電車の中や喫茶店などで入力しています。そこで気になるのはPCの外観つまり見た目です。ASUAのVivobookシリーズは外観形状はほぼ申し分ないのですが、問題は天板の色でした。旧機種E200HAはシャンパンゴールドでとても気に入っていたのですが、新機種E203MAでは「スターグレー」か「パールホワイト」の2色しかありません。スターグレーは少しくすんだダークブルーを基調としていて、個人的にはやや落ち着きすぎた感じに見えます。現物を見ることができなかったのですが、結局パールホワイトにしました。テクスチャとしてはスターグレーと同様にシルバーのドットが入っています。
ドットは非常に小さいので、遠くから見るとわからないと思います。ベースは赤紫色がわずかに入ったホワイトです。純白ではありません。色見としてはこちらのほうが存在感があってよいと思います。
〓 バッテリーの持続時間
バッテリーの持続時間はおおむね8時間~12時間程度のようです。予測値に幅があるのはまだバッテリーの残量表記が不安定なためです。しかし、それなりに負荷をかけても8時間も持てば一日中使うことができると思います。また、外出時に使う際にほぼシャットダウンする必要はないというのも非常に使い勝手を良くしています。つまり、常時スリープの状態で大丈夫です。特に、私のように電車の中で頻繁に使う者にとっては本当にありがたいことだと思います。
電源モードはカバーを閉じると一度スリープになり、そのまましばらく放置すると自動的に休止モードになるようです。スリープ状態からはキーボードを押すとすぐに復帰し、休止モードからは電源ボタンを押すと3~5秒程度でログイン画面が表示されます。
朝電車の中でE203MAを操作し、会社につく前(9時ごろ)にカバーを閉じて、19時に再び開いた場合のバッテリー残量は約80%でした。つまり、メンテナンス以外ではこのPCをシャットダウンする必要は、ほとんどないといっても過言ではありません。
〓 キーボードとタッチパット
キーボードのタッチは少し固めですがクリック感は少なめです。タイプ時の音はカチカチといった小さな音が出ますが周りを気にするほどの大きさでないです。配列も標準的でありストロークもノートブックでは一般的な浅さだと思います。つまり、可もなく不可もなくといった感じでしょうか。タッチパッドは旧機種よりもタップした時の反応がいいようです。
〓 モバイルノートとして最も安価でバランスが良い製品
ASUSのVivobook(以前の呼称はEeeBook)はモバイルノートの中では3万円前後でかつ実用的な製品と思います。テキスト入力とWebブラウズが中心で、高いスペックを要求せず、通常はワードやエクセルを使うという方にはうってつけの製品です。ちなみに、この製品にはMS-Officeに代わるKingsoft-WPS-Officeのライセンスが付属します。WPS-OfficeはMS-Officeとの互換性も極めて高く、操作性もほぼMS-Officeと同じで、Officeを使ったことがある方ならすぐに操作方法を理解できると思います。
以上、ASUS軽量ノートブックVivobook E203MAのレポートでした。最後に、日本での災害のたびに台湾から支援を寄せていただいていますが、ASUSはこんな逸話を持っています。
つまり、ASUSは人に役立つ技術を愛している技術者を大切にしている会社なのだと思います。だからこそ常に良い製品を提供し続けてくれているのでしょうね。
加油!ASUS。
加油!ASUS。
Amazonのサイトには「E203MA-4000W/A」みたに(/A)を付けた商品があるんだけど、これってASCIIキーボード仕様ではないかと思います(確かめてませんけど「(^^)
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